アルプスから高尾山

国際結婚しスイスに5年住んで帰国した主婦が日本とスイスのギャップに弄ばれる

MENU

スイス

息子、小学校でハーフの洗礼を受ける

今日、ふと息子が私に言った。「ママ、ナニコレ珍百景なんだけど」 何が?と尋ねると、 「学校でね、ほとんど毎日ね、誰かに聞かれることがある」とのこと。ではクラスメイトに聞かれる質問とそれに対する息子の答えを見ていこう。 第一問 Q「英語しゃべれる…

約1年半ぶりにスイスに行った

というわけで、1月末から2月の頭にかけて夫の実家のあるスイスのフランス語圏に滞在してきた。 もうだいぶ前のことになってしまった。帰国の数日後ににブログを書き始めたのだが、完成させないまま就職をし、毎日の家事と育児と仕事と飲み会に追われ、気付…

スイスでもU.S.A.

このブログを読んでくださっている方々の中にはスイス在住の日本人の方も多いようで、 メルシー!ダンケシェーン!グラッチェ!(以下省略)私がスイスに住んでいたころは日本の流行りにとても疎くなっていた。 もともと流行りには疎いのだが、日本にいると…

スイスと日本の服装やファッション、そして外見に関する嗜好の違い

先日ツイッターで『海外で女性が太ももを見せながら歩くのは「私を買って!」と言ってあるくのと同義』という内容のツイートに対し、多くの海外在住者が反論していて話題になっていた。よくある「露出度高い女は海外では娼婦だと思われる」言説に対する、世…

知らなかった! 実はスイス人が発明したもの

欧州で大国に囲まれた小さな国スイス。 私の第二の故郷になってしまった国スイス。 若い頃から海外への憧れはあったけれどまさかヨーロッパのアルプスのイメージしかない国に住むとは思っていなかった。 今日はそんな山好き以外の日本人に馴染みの薄いスイス…

インド人を見たら日本人が全員心配性に見えた

私はインドに行ったことがないがよく聞く評判は、 『ハマる人はドハマり、そうでない人は二度と行かない』というもの。 これには衛生事情なども大いに関わっていると思うが、先日インド人と日本人の気質の違いを垣間見る機会があり、これも合う人とそうでな…

多言語国家スイス そしてスイス人とフランス人の不思議な関係

私のスイス人の旦那はよくフランス人の友達と遊んでいる。 先日もそんなフランス人友達の中の1人の家に招待され、家族みんなで遊びに行った。 欧米人が大好きな『ホームパーティー』というやつである。旦那はスイスのフランス語圏の出身で、同じ言語を話すフ…

代々木公園 欧米人には天国 日本人にはカオス

先日、友人に誘われたピクニック de 代々木公園に一家で参加した。 代々木公園に行くと必ずと言っていいほど外国人と日本人が一緒にワイワイしている集いを見かけるが、私たちもたまーにそういうところに混ざっている。私が代々木公園に行くのは帰国してから…

アジア人は若く見られるという噂

いつからだろう。 初対面の人に年齢を聞かれて、 「何歳に見える?」と聞き返さなくなったのは。答えは初対面の人にあまり年齢を聞かれなくなってから。つまり7、8年前だろうか。そう、思い返せば20代前半の頃はよく他人に年齢を聞かれた。 会社の飲み会に…

最近スイスが恋しい理由 

まだ5月だというのに暑い日が続く。 週間天気予報を見ると最高気温は明日を除いて25度以上。 私が住んだスイスの町は、真夏の平均最高気温は24度。 そして湿度は日本より低いのでサラっとしていて暑くてもあまり不快感がない。 今の時点で毎日のようにTシャ…

スイス観光 疑似体験ツアー

皆さんこんにちは。 今朝ハイハイで近づいてきた息子がやけに良い香りを漂わせているなと思ったら、手に噛まれてクチャクチャになったローリエの葉を握り締めているのに気づいてなるほどと思ったクララです。 さて今日は私がスイス旅行に関する話題をお届け…

需要が非常に少なそうなスイスお役立ち情報 

どうやらスイスは日本人に人気の観光地であるらしい。そこで今回は私がスイスに住んで失敗したことをご紹介し、おこがましいが私のような被害者を減らすのに貢献したい所存である。 1、電車にまさかの降車ボタン 観光地であれば心配ないと思うが、もしも旅…

私のテーブル取らないで事件

スイスでアパートを引っ越したときのお話。約1年半の辛抱の末、厄介なオバサンが住んでいたアパートを引っ越すことに。 日曜日に思いっきり掃除機かけていいの⁈ 日本のここが素晴らしい① - アルプスから高尾山 引っ越せることは嬉しかったが、引っ越し作業自…

イメージとはかけ離れた一面も 住んで知ったスイスの日常

日本人が持つスイスのイメージってなんだろう。永世中立国。 アルプスの山々。 ハイジ。 ヨーデル。 牛。なんとものどかで汚れのないイメージ。私がスイスに住んでいたと言うとほとんどの人が景色が綺麗そう。さぞかし良い国なんでしょうと言ってくれる。そ…

イタリア人の見分け方

今日も義理の両親と都内観光。ビル群と見事な庭園が不思議と調和する東京の象徴的な場所、浜離宮を訪れる。 天気は晴れたり曇ったり。 私は写真で遊んでみたり。ひっくり返したやつ。 ポンポン咲いてる桜もかわいい。 ここから水上バスに乗り浅草まで移動す…

寝かしつけってナンデスカ? 一人で寝る子の作り方

先日、私が参加している親子参加型サークルのお泊まり会があった。 それで思い出した。 日本とスイスの育児において大きく違うのは子供の寝かせ方であることを。夜になり消灯すると、母親達はみんな我が子の隣に添い寝した。 まあこれは布団が親子で一組だっ…

花より団子でいいじゃない

今週のお題「お花見」 東京は多摩地域に引越して初めての春を迎える私は、 東京の桜満開宣言を聞いても 「こっちはもっと遅いんだろうな」 なんてたかをくくっていたが、今週気温が上がり我が家の近所の桜もあっという間に開花。 今朝ママチャリで買い物に行…

スイスの家庭料理って何?

今日、帰国後知り合った友達にスイスの家庭料理は何かと聞かれた。答えが出ずに5秒間も黙ってしまった。 スイスといえば何?と聞かれれば、もう何十回と答えた単語がすぐに何個か出てくる。まずはチーズ。 スイスを代表するチーズといえば日本語で表記&発…

帰ったら気づいた ここが良かったスイスの子育て事情

日本に帰国することが決まり、さぞかし嬉しいだろうと周りの友人たちに言われた。家族の近くに居られることと、美味しい日本食が食べられることはとても嬉しかったが、不安もあった。 それは子育てに関することだった。 スイスで妊娠し出産した私は日本での…

行く前に心の準備を! スイスのカラオケ事情

ヨーロッパでカラオケに行くとなると、カラオケスナックのように他のお客さんたちの前で歌うスタイルが多いのではないだろうか。今から10年近くも前にパリのオペラ座の近くで日本式のカラオケボックスに行ったことがあるが、それ以外に個室のものは私は残念…

日曜日に思いっきり買い物できるの⁉︎ 日本のここが素晴らしい②

大都会東京からスイスに引っ越した人の多くはしばらくの間そのギャップに戸惑うことになるだろう。 町の風景から食生活、飛び交う多言語など違いを挙げればキリがないが、私が1番ショックを受けたのはスイスの日曜日のことだった。 スイスに引っ越して初めて…

スイス人と付き合い始めてビックリしたこと 〜体質編〜

よく欧米人は体臭がキツイとか毛深いとかいうウワサを耳にするが、果たして実際のところどうなのだろうか。 くだらない、そんなのどうでもいいと言いつつ実はちょっとだけ気になっているあなたの参考になりますように。 ちなみに私は残念ながら旦那以外のス…

スイス人と付き合い始めてビックリしたこと 〜習慣編〜

私とスイス人の旦那は、知り合ってからしばらくの間は友達だった。 それが付き合うことになり一緒にいる時間が増え、今まで知らなかった習慣や体質の違いに驚くことがあった。これからスイス人と付き合う予定がある方に緩衝材としてこの記事をご活用いただけ…

日曜日に思いっきり掃除機かけていいの⁈ 日本のここが素晴らしい①

スイスに引っ越して初めてアパートを借りたときのお話。 噴水がある小さいけれど雰囲気の良い広場に面した建物の3階にある部屋を借りた。 そこに決めた理由はそこしか無かったから。 スイスでアパートを探すのは容易ではないが、たまたま旦那の友人が国外に…

スイスで出産②  〜自然分娩編〜

2人目を妊娠した。 長男は無痛分娩で時間も分娩室に入って5時間程度でそれほど長くなかったので、2人目も同じ病院でまた無痛分娩で産むのに迷いは無かった。 スイスで出産① ~無痛分娩編~ - アルプスから高尾山 がしかしタイトル通りに結果的に自然分娩に…

スイスで出産① ~無痛分娩編~

スイスでの分娩方式として、一般的なのは麻酔を使用した無痛分娩である。 これは全くもって知らなかったのだが、辛いことはできるだけ避けて生きてきた私にとってはまさに棚から牡丹餅であった。 もちろん中には自然分娩を希望する自然派の妊婦さんたちもい…

チーズフォンデュは臭いのよ 〜私の初チーズフォンデュ物語〜

私が数年だけ住んだヨーロッパの小さな国、スイス。 スイスといえば、時計、チョコレート、アルプスの山々、そして何と言ってもチーズである。 スイスを代表する料理、それがチーズフォンデュ。 さて、今日は待ちに待った初めてのチーズフォンデュディナー。…