今週のお題「お花見」
東京は多摩地域に引越して初めての春を迎える私は、
東京の桜満開宣言を聞いても
「こっちはもっと遅いんだろうな」
なんてたかをくくっていたが、今週気温が上がり我が家の近所の桜もあっという間に開花。
今朝ママチャリで買い物に行きがてら通りの桜の木を見上げると昨夜の強風のせいか花びらも落ち、葉桜になりつつあるではないか。
「明日お花見なのに。ついでに来週末も遅咲きの桜を見に小金井公園へ繰り出そうと思って友達家族を誘っているのに。」
こんなにあっという間に散るとは思っていなかった。
ちょっと残念な気持ちになる。
でも
「花が無いならお花見キャンセルにしよう。」
こうはならない。
なぜなら私がお花見をする目的のうちの90パーセントは友達と会って外で楽しく食べて飲むことだから。桜には申し訳ないが花の観賞は10パーセント。
ここ最近のことはわからないが、数年前まではお花見に行くとブルーシートの上ではしゃぐサラリーマンの方々が見かけられた。
彼らは花を見たいからというより、たまには外で飲んだ方が居酒屋で飲むより気持ちがいいからお花見をするのではないだろうか。
そしてその機会は一年のうちにほんの数日と限られているからこそ羽目を外してしまうのではと、私は彼らに勝手にシンパシーを感じずにはいられない。
そんな私は声を大にして言いたい。
桜の時期に限らずもっと外にでよう。外でご飯食べたり飲んだりしよう。
ピクニックは子供がいる家族だけのものにしておくのはもったいない。
スイスにいたころはピクニックは私の生活において一番の楽しみだった。
立派なお弁当なんて必要ない。
パン、チーズ、生ハム、そして簡単なサラダだけ作ったりそれさえ面倒な時は野菜スティックやミニトマトを持って天気が良ければ外で食べる。
そして飲むのがお好きな人はワインのボトルやビールをお供に。
ある時は公園だったり、近くの山まで足を伸ばしてみたり、暑い時期なら湖沿いへ行けば暑すぎるときはすぐに湖に飛び込める。
そして最後は湖畔の夕焼けの美しさに酔いしれる。
とりあえず食事は毎日するんだから、ただそれを外で楽しむだけ。
ここに引っ越してからのピクニック遍歴はまだ高尾山と昭和記念公園くらいだが、山ほどピクニックスポットがありそうで発掘するのが非常に楽しみ。
とりあえず明日は久しぶりに都心のお花見の雰囲気を楽しんでくるつもりだが、酒より人の多さに酔わないか心配している。
今夜は早く寝よう。