皆さんこんにちは。
今朝ハイハイで近づいてきた息子がやけに良い香りを漂わせているなと思ったら、手に噛まれてクチャクチャになったローリエの葉を握り締めているのに気づいてなるほどと思ったクララです。
さて今日は私がスイス旅行に関する話題をお届けするよ。
昨日のやつより役に立つといいな。
外国からスイスに遊びにきた友達がいたらぜひ提案したいスイスっぽいものが満載のツアー。
私たちがスイスは初めてという人を連れていく場所は決まってフリブール州の町『グリュイエール』。
ここに行けば多くの人がイメージするスイッツァーランドが待っている。
私も遊びに行ったハイジの村は？と思う人もいるかもしれないが、ハイジの村であるマイエンフェルトにはハイジの家以外に見どころがなさすぎて、村をうろつく動物と家で待つ怖いマネキンのみがスイスのハイライトになってしまいそうなので割愛させていただく。
イメージとはかけ離れた一面も 住んで知ったスイスの日常 - アルプスから高尾山
では写真を見ただけでスイスに行った気になる人もいるかもしれない疑似体験ツアースタート。
はい、牛。
スイスを歩けば牛に当たるといっても過言ではないほど田舎に行くとあちこちに牛たちがいる。
そういえば今回のツアーは9月の設定なので、ちょうど山から牛が降りてくる祭りの日にあたる。
オメカシしてとてもご機嫌な牛さんたちの行列。
これはグリュイエール地方のCharmey（シャルメ）という場所で行われたもの。
牛飼いのお姉さんも手塩にかけて育てた牛たちと誇らしげに歩く。
町の中心まで牛を見ながら歩いていい感じにお腹が空いてきた。
お昼はこれ以外にないでしょ。
チーズフォンデュー。
フォンデュ用の鍋にまで見飽きた牛があしらわれている。
これはスイス名物だが発祥の地はここフリブール州。
チーズフォンデュは臭いのよ 〜私の初チーズフォンデュ物語〜 - アルプスから高尾山
みんなこぞってテラスで食べるもんだから、町の中心地は何事！？ってなるくらいのチーズ臭。
匂いだけをお供にフランスパン１本食べれそう。
お腹も満たされたし、ちょっと町の中を歩いてみようか。
うわぁ。
すごーい。ながーい。
これが噂のアルペンホルンなのね。
綺麗な音色だわ～。
そろそろグリュイエール村の中心地に移動しよう。
グリュイエールといえばその名を冠したチーズが超有名。
スイスチーズの代名詞である。
工場も近くにあり見学できる。
工場も悪くないが、村の中でもタイミングが合えば、このおじちゃんがチーズを昔ながらの手作業を再現して作るのを見られるかもしれない。
このおじちゃんの着ているジャストサイズなシャツは、スイスの伝統的なエーデルワイス柄のシャツ。
サスペンダーもキマってる。
そして村を奥に進むと何やら怪しい建物が。
なんかミュージアムらしいよ。
何だか気味が悪いな。
実はこれあの超有名な映画『エイリアン』のデザイナーであるH・R・ギガーのミュージアム。
どスイスな雰囲気の村の奥にこんなものがあるなんて。
H・R・ギガーは数年前に亡くなったが、どスイスじん。
チーズフォンデュと白ワインで良い気分になって歩く観光客を怖いオブジェたちが睨みつける。
今回は時間があまりないのでミュージアムではなく目の前にあるH・R・ギガー・バーという名のカフェに入る。
ちなみに個人的にはチーズフォンデュを食べた後にミュージアムに入るのはお勧めしない。
（※エログロ注意ってことで）美味しく食べたはずのチーズフォンデュを嫌な思い出に変えるパワーを秘めている。
カフェの中はエイリアンな世界。
雰囲気を一言で表現するなら『背骨』
私が注文したのはギガーコーヒー。
味は特にエイリアンを感じさせない。
これ以外にもグリュイエール村には城やスイスっぽくてかわいいレストランもあるよ。
（もはや“スイスっぽい”がこのブログの中では崩壊している気がするが。）
言い忘れていたが、今回はツアーに同行してくれたのがメタル好きなドイツ人カップルだったためにギガーでフィニッシュになったが、城を見学したり、チーズフォンデュを食べた後にちょっと足を伸ばしてチョコレート工場見学までしちゃうっていうわんぱくなツアーもいいかもしれない。
メゾン・カイエ（チョコレート工場） | スイス政府観光局
このチョコレート工場の見どころは、見学の最後にあるチョコレート食べ放題コーナーでスイス人客たちが食べるチョコレートの量。
以上で本日のスイス擬似体験ツアーは終了。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
