アルプスから高尾山

国際結婚しスイスに5年住んで帰国した主婦が日本とスイスのギャップに弄ばれる

MENU

手抜き弁当 ズボラ主婦でも食べる人のことは考える

先日のサバ弁が世間の目に晒されて怖いものは無くなった。

手抜き弁当 ズボラ主婦が作るとこうなる - アルプスから高尾山

ということでまたまた手抜き弁当をご紹介。

今回はハンバーグ弁当。


食べ物に関して注文の多い我が子に食べてもらうため私なりに工夫したポイントは2つ。

おかずをご飯に乗せる

うちの息子のように白米好きな人は、汁気の多いものでなければおかずをご飯に乗せてしまうのが悪くないと思う。
というのも彼は白米が好きで、ふりかけや海苔などを好まない。
子供はふりかけをかければ何でも食べるんじゃなかったのか。
白米が大好きだからといってお弁当の大半が真っ白いご飯になってしまったら彼は喜ぶかもしれないがちょっと寂しい。
そこで前回はサバをほぐしてのせたが、今回はメインのおかずであるハンバーグをスライスしてのせてみた。
これならご飯をたくさん入れても弁当が真っ白にならない。
おまけに、おかずが少なくても表面積が大きくなるので見た目がかなり盛れる。

そしてハンバーグを切ってからのせたのにはもう一つ理由がある。
これは欧州で生まれ育ったせいかもしれないが、モノにもよるが息子はよく食べ物を細かく切ってと頼んでくる。
嫌いなものを細かくして食べたいなら分かるが、好物だろうが小さく切って食べたがったりする。
鳥の唐揚げならかぶりつくのに、ハンバーグは一口サイズに作っても切ってからでないと食べなかったり無駄にお上品で手がかかる。
もっと小さいときはそんなことなかったのに。
食べてほしさにいろいろ切ってあげることも多いが、今はまだ太刀打ちできない骨つき肉にかぶりつける子になるよう徐々に訓練をしていきたい。


野菜はそのまんま

息子は野菜の好き嫌いが多いが、野菜を全く入れないとやはり彩りが良くない。
ズボラなくせにこんなんでも見栄えは多少気にしているつもりである。
そしてこれまた面倒なことに息子は嫌いなものは徹底して食べたがらないので、例えば卵焼きに嫌いな野菜を混ぜたりしたらいくら大好きな卵焼きでも手を出さない。
そのために野菜は他のものと混ぜずに一種類ずつそのまんま、好きなものだけを入れる。
(弁当には好きなものだけを入れるのは幼稚園からの指示でもある。)
今日はブロッコリー。
そして手前に沢庵のごとく鎮座する黄色いものは南瓜。

あれ、なんだこの名前を漢字にしただけでもたらされる品の良さ。

次回から毛筆で『本日の御献立』でも添えようか。

そんな時間あるならおかず一品増やそうぜ。


最近の悩みは幼稚園のお迎えに行くと第一声が「お腹すいた」なこと。
こんなに腹持ちのいい主食を弁当箱の蓋が浮くほど入れているのに平らげてもまたお腹が空くらしい。
おやつも基本的におにぎりにしている。
子供が食べなくて悩んでいる親もいるが、うちは食欲より食費が心配なケース。

そろそろ息子と旦那の弁当箱を交換することを考えたほうがいいかもしれない。