ブログの存在を忘れているうちに息子が小学校に入学した。
幼稚園の送り迎えがなくなり、少しはラクになると期待してした。
ラクはラクなんだけど、未だに朝から怒鳴り散らしてしまうのだ。
「靴下履いて!」
「歯磨きまだ終わらないの⁈
もう何やってんの〜!」
そんな私を横目に夫は言う。
何でそんなに怒るのかと。
本人は遅刻している訳ではない。
ただ、他の人たちより遅めだとしても、間に合っている状態。
失敗しているわけではないのだから、
そんなに急かす必要はないじゃないかと。
もし遅刻したとしても、本人が先生に怒られて、どうするべきか学ぶだろうと。
はい、言われてみればごもっともですね。
私は何が欲しいのか。
息子がいつもギリギリで登校することで、親である私の評価が下がるのではと心配しているのか。
または、私自身がせっかちで、
仕事には余裕を持って到着したい人間なので、
その価値観を息子にも押し付けてしまっているのかもしれない。
それか、ただ単に、やるように言ったことをやらない息子にイラついているだけなのかもしれない。
今朝、出勤中に聞いていたポッドキャストに出ていた大人の女性が、
「私は母親からああしろこうしろと全く言われずに育ったため、失敗を繰り返して自ら学んできた。
親に感謝している」と言っていた。
朝から大きな岩で頭を殴られた気分だった。