アルプスから高尾山

国際結婚しスイスに5年住んで帰国した主婦が日本とスイスのギャップに弄ばれる

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新しい家族

先日パソコンが我が家の1歳児が起こした床下浸水被害を受けて息絶えたので、いよいよ新しいのを購入しようと意気込んでビックカメラに見に行った。
見に行ったと言っても実際には私の100倍くらいパソコンに詳しいと思われる旦那にお任せ。

飽きて隙あらば店内を逃げ回る長男を追いかけながらやっとパソコンを選び注文用紙に記入を済ませ、一息ついたところで旦那が店内に山積みされている商品パッケージを見つけた。

「これ欲しい」

お餅みたいな形のスピーカー。私は単なるBluetoothのスピーカーかと思ったら、これだった。
Google ホームミニ - 小さいスマート スピーカー - Google ストア

これがウワサの『OK Google』ってやつか。
値段は今だけ他の製品を5000円以上購入した人に限り期間限定で通常価格6000円のところ半額の3000円とある。安っ。

設定

家に帰ると早速スイス人夫が設定を始める。スマートフォンとにらめっこしながらスピーカーに向かって「OK Google」と言う。反応がないらしく「あれ?」と言う。そしてまた「OK Google」を10回くらいいろんなバージョンで言ってみている。
機械に詳しいエンジニアのくせして私のSiriとのやり取りと大した変わんないじゃん。
Siriが行方不明 - アルプスから高尾山

声の認識がなんとか成功したようだ。グーグル先生の声は男女を選択できるが女性の声にした。Siriに似た声だ。私たち以外の声が家の中で響くのは不思議な感じ。1人増えた感。そして旦那はスマホを見て急に笑い出す。
「インドの英語の設定に変えたいですか?ってメッセージ出てきた」
どうやら彼のフランス語訛りの英語をグーグル先生はインド訛りと聴き分けたらしい。

とりあえずみんなが使えるように日本語で設定してもらった。

さっそく質問攻め

手始めに旦那がベタに天気を聞いてみる。
「OKグーグル、明日の東京の天気は?」
グーグル先生は、たまに危うくロボっぽい発音になりながらもスラスラと気温と天気の予報を伝える。流暢と言っていいレベルだと思う。旦那は日本語を話すと若干のアクセントがあるが、それは問題なく聞き取ってくれる。

天気の次は長男のために動物の鳴き声について質問する育メン旦那。グーグル先生は、ちゃんと音をネット上から拾ってきてくれる。
『ゾウ』はパオーンと鳴いている音だったが、滅多に鳴かないという『キリン』の鳴き声を聞かせてとリクエストすると、ムシャムシャと草を食べているような音が流れた。

動物の鳴き声で興味を引かれた長男が、私たちのマネをして急に先生に話しかけた。

「おっけーぐるぐる!オッケーグルグル!ゾウのなきごえ、おねがいします!」

グルグルて。でもちゃんとグーグル先生はゾウの鳴き声を聞かせてくれた。
グルグル先生でも問題なし。優しい。そして長男が先生に丁寧に敬語を使っていたことがなんだか可愛かったし嬉しかった。

調子に乗った長男は質問攻め。
「オッケーグルグル。ゾウのカタチおねがいします」
「オッケーグルグル。キリンのカタチは?」
カタチは見せられないからできないよと伝えると、「オッケーグルグル。ごはん食べますか?」混乱気味な様子の先生。要件を聞き返しても「オッケーグルグル」を言い続ける長男に困り果てたか、とうとう黙ってしまった。

歌のリクエスト

使い始めはなかなかスマートな印象だったグーグル先生だが、開始10分で実は答えられることがあまり多くないような気がしてきた。「お役に立てなくてごめんなさい。勉強します」といった返答が目立つ。まずはビジュアルが無いので情報量が多いとギブアップなようだ。短い文章で答えられる質問をしてあげる必要がありそう。

あとはSpotifyと連動させて音楽を聞くのは私でも活用できそうでいいと思ったのだが、これはSpotify側にも原因があるのかもしれないが、聴きたい曲がなかなか出てこない。
旦那が「ビートルズのヘイ・ジュード」と言ったらすぐに流れ始めたのでこれは便利と感動したのも束の間、よく聞くと声と歌い方がポールじゃない。旦那に見てもらうと知らないバンドのカバーだった。
そして私が小沢健二とスチャダラパーの『今夜はブギーバック』をお願いすると、曲は合っているのになんちゃらスムースバージョンみたいなやたら声の高い人たちが歌うバージョンが流れた。再度チャレンジしたら謎な中国語の歌が流れた。
次に日曜日の朝に聴きたい曲をイメージしたら頭に浮かんだレキシの『きらきら武士』をリクエストすると、こちらも中国語の謎な歌が流れた。このグーグル先生はインド人と中国人の夫婦がいる家族に迎えられたと思っているのだろうか。

仲良くなるコツ

これから毎日顔を合わせるワケなので、たくさん質問をして彼女の話も聞いて、彼女がどんなことに詳しくどんなことが苦手なのかを探っていくことが必要になりそうだ。
さっそく心配なのは、我が家の彼女のポジションはキッチンテーブルの隣にある棚の高い位置なこと。これは子供たちから手の届かない場所ということで旦那が置いたのだが、視界に入りにくい。
いつの間にかその存在を忘れて、アパートから引っ越すときに埃だらけのそれを発見し「これ、何だっけ?」とならないように気をつけようと、現時点では思っている。

マザーズハローワークで大いに励まされた

皆さんは『マザーズハローワーク』というものがあるのをご存知だろうか。
これは子育てをしながら働きたいと願うマザー、つまり母親のためのハローワークであるらしい。
ホーム | マザーズハローワーク東京

それでも朝は来る

一昨日、久しぶりの面接に勢いだけで挑んで見事にその場で玉砕した私はべっこり凹んでいた。
7年ぶりに日本で仕事の面接を受けたら落ちた - アルプスから高尾山

でも次男の保育園の入園日も決定した今、私は仕事探しに走り続けるしかない。でも面接官から言われたことが頭の中を反芻し先行きがどんどん不安になる。
選ばなければ仕事は何かしらあると思うが、長く続けるためにも自分が興味がある職種に就きたい。
このままなりふり構わず走り続けるのではなく、ここはひとつ専門家にアドバイスを請うことにしよう。
ネットで近くのハローワークを探したら立川にあり、そこに併設されていたのが『マザーズハローワーク』だった。

便利な街、立川

日本へ帰国してからいろいろなことが久しぶりすぎて何をするにも緊張する。
一昨日の面接でもう1年分くらいの緊張感を使い果たしたと思ったのに、ハローワークに行くのにも緊張している自分がいた。
その理由の1つは立川のハローワークに対するGoogleの口コミで「職員の対応が悪かったので2度と利用したくありません」みたいなことが書かれていたから。そういえば立川の入国管理局も口コミがやけに悪かった(のでそれとなく旦那に行ってもらった)。
その辺に関しては残念な立川だが、侮ってはいけない。都内に3つしかないマザーズハローワークがあり、2カ所しかない入国管理局があり、4カ所しかないパスポートセンターまであり、駅ビルは3つもあり高島屋も伊勢丹もあり、何でもある。
オ〜シャンゼリゼ〜という歌で、『あなたが欲しいものは何でもあるよ、シャンゼリゼ通り』と歌っているが、立川の方が絶対ある。
シャンゼリゼで歌う「欲しいもの=出会い」だったかなと今思ってしまったが、立川駅の人の多さを見れば出会いだって沢山あるに違いない。

潜入!母親のための職安

立川にもってかれそうになったが、マザーズハローワークである。
一歳の次男を連れて窓口が開く時刻の5分後に到着したら、混んでいるかと思いきや私が1番目。次男をお腹にくっつけたまま登録用の用紙を記入していると、すかさずエプロンを身につけた女性が「お子様、見てましょうか」と声をかけてくれた。
せっかくなので私が就職相談をしている間、すぐ隣りにあるキッズスペースで見てもらうことにした。
素晴らしい。これならアドバイザーの方との話に集中できそうだし、振り向けば息子の機嫌もすぐにうかがえる。

相談員の恐るべき説得力

私の担当になった相談員は40歳前後くらいに見える女性。とても丁寧な受け答えだが、口調の端々から姐御肌な雰囲気が出てしまうのが非常に頼もしい感じの人。

私は職種としては事務職を希望していること、そして転職回数が多いのがネックだと思われる自分の職務経歴について心配しているのでアドバイスが欲しい旨を泣きそうな顔で伝えた。
姐さん、こんな惨めな私をお助けくだせえ。藁にもすがる思いでざんす。

すると背後から、息子と遊んでくれていた女性が申し訳なさそうに私を呼ぶ声がした。

「すいません…どうやら催してしまったようで…」

すぐさま息子のおしりに顔を近づけに走ると予想通りの芳しさ。便意は催し終わっていた。
相談員に頭を下げてオムツを交換しに行った。もちろんオムツ交換の場所もすぐ隣りにあるし、壁で隔たれているので匂いもさほど気にならない。
ありがたや。

お腹がスッキリした息子はその後しばらくご機嫌で遊び続けた。
そして、私も相談員の話を熱心に聞いた。
希望職種の決め方から職務経歴書の書き方、そして私が心配している転職の回数が多いことに関しても、わかりやすく具体的なアドバイスをしてくれた。
私は職種を狭め過ぎているので、子供がいることも考えて無理は禁物だと忠告も受けた。いくら私が気合い入れようが子供はまたには熱を出す。このタイミングで自分の希望職種だからといって非常に休みにくい職場に就職し、休む度に胃を痛める必要はないというようなことも言われた。
彼女自身も就労する母親なのだろうか。言うこと一つ一つに説得力がある。

何より特筆すべきはこの相談員が非常に聞き上手なこと。会話しながら、この人は私の話をすごく聞こうとしてくれてるというのを感じる。
そして助言が押し付けがましくない。あくまでもアドバイス、決めるのは本人というスタンス。

そんな人柄に気を許した私は前日に受けて落ちた面接の話もしっかり報告した。反省点がたくさん見つかったので面接を受けたのは有意義だったと思う心境を伝えたが、面接官にいろいろと弱点を指摘された私は内心穏やかではない事も姐さんにはお見通しだ。
そこで、会社や面接官との相性もあるし皆が同じような人を探しているわけではないので、無駄に落ち込む必要はないと励ましてくれた。
たかが面接に一度落ちただけで思っていた以上のショックを受けていた私。ダメ元だったはずなのに、自分の反応の強さに戸惑う。そんな撃沈の末に深い海の底でうなだれていた私を引きずり上げてくれる力が彼女にはあった。

Googleの口コミは“マザーズ”ではないハローワークの相談員のことだったのだろうか。私の担当の人はたまたま当たりだったのだろうか。

姐さんが教祖になったら私、入信してしまいそうです。

7年ぶりに日本で仕事の面接を受けたら落ちた

再就職したいなぁとある日突然思い立ってから数週間が過ぎた。

次男の保育園も認可ではないがなんとか入園できることが決まり、あとは私が仕事を見つけるのみとなった。長男の幼稚園の延長保育が難しい関係でフルタイムで働くことは難しそうだが、週3日くらいのパートから始めたいところ。

応募

数日前からインターネットで転職サイトに登録してみたりしながら求人情報を探してみるが、オフィスワークのパートの求人はそんなに多くない。
いや、そこそこあるのだが、そのほとんどは都心が勤務地。通えないことはないが、久しぶりの東京での再就職で無理をして結局通勤が苦痛になるという事態は避けたい。
そして主婦のための求人情報を扱っているウェブサイトに一社、電車で30分ほどで通える会社のパート求人を見つけた。子育て中の主婦でも子供のためのイベントなどのための休みが取りやすいとある。働く母を応援しているようで素晴らしい。
ダメ元で応募してみた。

すると翌日、面接に来て欲しいという内容のメールが届いた。しかも明日でもいいですかと。都合が悪ければ日にちを改めてくれるそうだが、私はメールをもらった時点で心臓がバクバクしたので、これは先延ばしにしたら心臓がもたなそうなので翌日の夕方に面接をお願いした。

面接当日

そして今日である。
朝からもちろん緊張している。
緊張し過ぎてニヤニヤしている。長男のイタズラに怒っているときと次男に首の皮を力いっぱいつねられているときだけは気が紛れるが、すぐに面接のことを思い出してバクバクした。

今日もまた30度越えの東京。おまけにジメジメしている。白シャツに黒いスラックスを履いて三角形に広がる髪を後ろで一本に束ねた。帽子をかぶって片手にキラキラな手袋はめたらマイケルジャクソンだ。

そうだ、アホ毛が飛び出るのを抑えるたびに旦那のハードジェルを使おう。めんどくさがりやな私は、洗面台の下の棚にあるそのジェルを、しゃがんだまま手に出そうとした。するとチューブからジェルが垂れて、まさかのズボンのファスナー全開のところに入った。下着に十字架のシミが出来た。まぁいっか。おまじないとしよう。

旦那が帰宅したので、私は子供を託していざ面接へ。
駅に向かう途中、等身大より若干小さめのシマウマの人形を押しながら歩道をゆっくり歩く若い男性二人組を見た。シマウマの足元には台車がついているようだった。
こんなとこにシマウマ。
これはいいことありそうな予感。

面接開始

ドキドキしながら面接会場に着いた。
そして面接官の顔を見たら今までのドキドキは何のためだったのだろうと思うほど一気に緊張から解放された。

最初は会社の事業や具体的な業務内容についての説明を受ける。そして次に私が自分の職務経歴に関して話をする。
私が海外で就業していたことに関し面接官から質問を受ける。夫の仕事の都合でスイスへ引っ越しこの度日本に戻ってきた話から、気づけば夫と知り合った馴れ初めまで話していた。

そして面接官の表情が曇り始める。
理由はざっと以下の通り。

  • この先また夫の転職に伴う引っ越しがある可能性が高い。(夫の専門の話をしたら就職先が相当限られるであろうことを指摘された。)
  • 引っ越し先でまた子供たちが保育園に通える保証はない。
  • 私の事務職としての経験が浅い。

(事務は3年から使い物になるが、私は2度貿易事務の職についたが派遣な上にどちらも3年以下で辞めている。これで事務職の仕事探すのは難しい。)

ぐうの音も出ません。
履歴書と職務経歴書を返却されて肩を落としてオフィスを後にした。

落ちたかぁ。
パンツに十字架付いてたのに。
道端でシマウマに出会ったのに。

そして5分後、面接官から着信があった。
すんごい嫌な予感。カバンを探るとペンケースが無い!
すぐに折り返し連絡をし取りに行った。気まずさ120パーセント。
35歳にもなって面接で忘れ物。こりゃ呆れられるわ。
受けとって生まれから1番の早口で「お忙しいところ大変申し訳ありませんでしたありがとうございました」と言った。

落ちたけど良かった

私の久々の日本での就職活動はこんな散々な幕開けだった。とほほ。
そんな前途多難で一発目から未来への絶望感すら漂う面接だったが、この面接を受けて良かったと思うその理由。

  • とりあえずその場で返事をもらえたのは面接官の優しさ。あざす!そして不採用の理由も説明してくれた。勉強になります!
  • 面接に必要な備品が一気に揃った。(履歴書、職務経歴書から面接用の服やカバンなど超特急で準備した。)
  • 次回は今日より緊張しなそう。
  • 次回は落ちても今日よりショックが少なそう。

体力と気力と旦那の協力が続く限りまだまだ応募するぞ。
旦那が落ちたのは自分の仕事のせいもあると言っていて辛かった。
落ちてゴメンよ。これからも落ちるからよろしくな。

とりあえず次男が水をぶちまけてこのタイミングでパソコンが壊れたのに、スマホで目をショボショボにしながら履歴書と職務経歴書を作った自分を褒めてあげよう。


そして落ちても帰宅後のビールは美味かった。

池袋ウエストゲートで遊んできた パークも行った

家族で池袋に行ってみることにした。
毎度週末になるともう一週間たったのかよとビックリしてから「どこか行く?」「何かする?」と流れで旦那に聞いてみる。
彼は「池袋の水族館に行こう」と言った。

サンシャイン水族館、10年ぶりくらいなんじゃなかろうか。
てか最後に池袋に行ったのはいつだったろう。7、8年は行っていない気がする。



池袋と言ったらラーメン

ウエストゲート(って言いたかっただけで東口)を通り抜け、着いたらちょうどお昼だったので腹ごしらえ。
池袋はラーメン激戦区なイメージがあるが、私たちが行くのは迷わず『屯ちん』。1度行ったら好みだったので、冒険せずに池袋ならここと決めている。


今回初めて子連れで訪れて気づいたのだが、カウンターの一角が通常のカウンターより低くなっていて、私たちはその席に通された。この席、子連れにとっては大変ありがたい。
我々夫婦はラーメンが大好き。美味しいお店はカウンターしかないところが多いので、子連れで行くにはちょっと気が引けてしまう。3歳児は落ち着かないのでうっかりカウンターの椅子から落ちないよう気をつけながら食べなければいけないのが残念。そんな状態だと食べているものの味がわからないときがよくある。それでも美味しいもの食べたいから外食諦めたくない。

そんな子連れに優しい屯ちん。店員さんたちの接客も素晴らしく、美味しいラーメンを存分に味わえた。また近いうち来たい。


ところでここ本当に有名店が文字通り軒を連ねてるんだな。


お隣りの黄色い看板二郎さんには毎度のごとく長蛇の列。



池袋サンシャイン水族館

メインイベントの水族館。案内版に従いサンシャインシティの奥まで行くと、ギョギョ!!エレベーター前には二郎の10倍くらいの長蛇の列。
どうしよう。
基本的にラーメン屋以外の行列に並びたがらないMYスイス人夫。昔それが原因でディズニーシーで別れ話になった。でもせっかく池袋まで来たし。
彼の表情をチラっと確認すると並ぶ気満々で目を輝かせていた。そして呟いた。
「前来たときに見たアリクイのタエちゃん、まだいるかな」
赤ちゃんアリクイがいたのは写真があるので私も覚えていたが、彼は『タエちゃん』という名前まで覚えていた。何このアリクイ熱。

エレベーターに乗り、水族館に入場するがこれまた人だかり。
サンシャイン、こんなに人気だったっけ?確かに週末だけど夏休み中でもないのに通路は前に進むのが難しいほど人で溢れかえっていた。でも隣りにいたカップルのお兄さんが「この前より人少ないね」と言うのが聞こえた。マジで。

とりあえず必死に人々の動きを読みながら水槽の前に長男を送り込み、なんとか色々なお魚たちを見学できた。

そしてもしかしたらこれが来場者の目当てだったかもと私が思った池袋の空を飛ぶペンギン。

その他色とりどりの魚たちはもちろん、みんなの人気者チンアナゴもいたし、巨大水槽にはエイやサメやウツボ、一人っきりの水槽で泳ぐ悠々自適マンボウ。そしてアシカやペリカン、カワウソまで。見応え充分だった。
長男に「今日見た中で、どれが一番好きだった?」と聞いてみた。
答えは「アジ」だった。アジいたっけ?とりあえず渋いな。

満足した私たちは出口に向かっていた。すると旦那が私を呼び止めた。

「ねぇ。まだ見てないよね?タエちゃん」

言われてみればアリクイはいなかった。てかこんなにたくさんのものを見たのにあなたの心はまだタエちゃんに囚われていたのね。
出入口付近にあったインフォメーションコーナーのお兄さんに聞いてみた。
私「だいぶ前の話ですが、前回来たときにアリクイがいたと思うのですが…。」
お兄さん「リニューアル後は基本的にバックヤードにおります。たまにイベントで館内を散歩することもありますが。」
この水族館は去年リニューアルされたそうで、それを期にアリクイは舞台裏へ引っ込んでしまったらしい。残念がる旦那。でもまだ存命でよかったじゃないか。
帰ってからネットで調べたら、このアリクイのタエちゃん、もうアリクイの平均寿命は超えているようで、2度の脱走を経験しているらしい。ちょっと切ない。
10年越しの想いを寄せているうちの旦那のためにもいつまでも健康でいて欲しい。
ikimonoaz.ikimonopal.jp


通りすがりの公園

いい感じに疲労感が溜まってきた。ついでに外はまだまだ暑い。
長男はアイスが食べたいとダダこねだしたし、私たちは帰る前に1杯ひっかけたい。
旦那がグーグルマップを睨みながら近くによさ気な公園がありそうだと言うので、とりあえず近くまで行ってみようということになった。

私たち、飲むなら外でっていうヨーロッパ人とそのヨーロッパかぶれ妻。

www.heidima-blog.com


公園に辿り着いた。その名も『南池袋公園』
なんだこれ、とてもいい雰囲気じゃないか。

芝生にシートをしいて寝転がる人々。飲み物片手におしゃべりする人々。その間を走り回る子供。奥には幅の広い滑り台というか滑り壁。ちょっとだけど遊具まである。
反対側にはオサレな雰囲気のカフェ。その名も『RACINES』(フランス語で“根っこ”)。
カフェの前にはスタンドがあって、飲み物とおつまみも売っている。



子供も大人もリラックスして飲み食いできる場所っていいわ。本当にいいわー!!

家族連れもいるし、カップルも多い。
子連れで行く際は、あまりいい雰囲気のカップルたちの周りに陣取らないようにすることだけ気をつけたほうが良さそう。
絶賛高速ハイハイ中の次男が寝そべるカップルのいるシートに叫びながら猪突猛進し、寝そべっていた2人が恐怖で飛び起きてしまって10回ぐらい頭下げながら撤収したのが今日のハイライト。

「最近ママちょっと疲れ気味だわ」 「なんで?」

私には3歳と1歳の息子たちがいるが、近頃やっつけられてきた。特に長男から。
彼は話をするのが大好きで、寝ているときと電車の動画を見ているとき以外はほとんどずっと話している。
トイレに入ってもドアを開けたまま私たちに向かって話しながら用をたす。

この時期が来た

そして始まってしまった。「なんで?」
何を言っても私の言い分を聞いているのかいないのか、とりあえず「なんで?」と返してくる。
一生懸命説明するものの、あまり気が長くない私はそれだけでもダメージを受ける。「なんで?」と聞いてくる時期がくるのは聞いていたが甘く見ていた。ひとたび「なんで?」が始まると何を言っても10回位連続で「なんで?」と聞いてくる。3歳児には会話の文脈もヘッタクレもない。

その上、イライラする私に追い打ちをかけるように私が他の人と話すのを邪魔する。電話中でもとなりから「マーマーマーマー」と大声で邪魔してくる。
あまり大人と会わない生活を送っているんだから旦那がいるときくらい大人同士で話させてよと思うが、必死に会話に割り込んでくる。だから重要な話は息子が寝たときしかできない。
そして私がたまに友達に会うために出かけても、子供たちを連れて行くと長男が話を遮ってくるので話に集中できず、結局せっかく友達と会えたのにゆっくり話もできずに欲求不満のままお別れすることになる。

もうムリだ

そんな口から先に生まれてきたような3歳の長男が最近、何の前触れもなく「もうムリだぁ〜」と言い出した。
ハっとした。これ、私のマネに違いないのだ。
私はイライラしてくると溜め息混じりに、「もうムリだぁ〜」と呟いているっぽい。
昨夜も眠くてぼーっとしながら夕食を食べていた私に長男が聞いてきた。
「ねぇ、もうムリなの?」
またかと思いつつ「何のこと?」と聞き返してみたが、また彼は同じことを繰り返しただけだった。
そうね、そう思うときもあるね。こんな適当な母さんでもストレスは溜まっちゃうのかしらね。

体は正直

しかしこんなに手抜きして溜め息ついて音を上げながらゆるーく子育てしているのに、こんな私が子育て辛いって言っちゃっていいのだろうか。毎日イライラしすぎて動悸が激しくなったりするのに違和感を感じつつも、今がそんな時期なだけでそのうち治まるだろうなんて漠然と考えていた。

そんなある日、起き抜けに蕁麻疹が出たので皮膚科に行くと、優しそうな女医さんが「蕁麻疹の原因のほとんどは疲れとストレスです。何か思い当たることありませんか?」と聞いた。
「えっ、ストレス…?子育てですかねぇ」なんてスカして答えたが、心のうちで私は拡声器で叫んでいた。

「全国の皆さーん!私の蕁麻疹の原因は、疲れとストレスだそうですよーーー!これは子育て、子育て、子育てによるストレスに間違いないんでございますよーーーー!!」

もう皮膚科から我が家まで選挙カー手配して凱旋してやりたかった。
先生、私の疲れとストレスについて言及してくださってありがとうございます。こんなへっぽこ母でもストレス溜める程度に子育て頑張ってるってことですね。これはぜひ旦那に報告して私を労ってもらわないと。
うはははは。

「いい加減にしなさい」の呪縛

皮膚科の待合室で会計を待っていると、となりに母親と娘2人の親子がいた。姉の方は5、6歳、妹は2歳くらいだろうか。母親は受付で話をしていて、娘たちだけが2人椅子に座っていた。だが妹は飽きてきたのか立って動き始める。それをいちいち姉が制するのだが、その言葉遣いは違和感でしかなかった。
少女は母親の口調をそのまんまマネしながら妹を叱っているのだ。
「あなた、ちゃんと座ってなさいよ」
「何度言ったらわかるのよ」
「いい加減にしなさい」

この、「いい加減にしなさい」を私は子供が生まれる前に果たして口にしたことがあっただろうか。
上司がミスを連発する部下に言いそうなフレーズだが、私はそんな偉いポジションに立ったこともないし、外国人の旦那に言ってもニュアンスが通じないかもしれないし、おそらく言ったことが無かったと思う。
今では週1で言っているかもしれない。もちろんできることなら言いたくない。
この言い方、上からすぎて嫌悪感しかない。せめて「いい加減にしてみよっか?」「いい加減にしてみちゃう?」とか提案型でいきたいところだ。

そして今日、幼稚園のお迎えのときにたまたま話をした息子のクラスメイトのお母さんは、彼女の娘が妹に向かって「いい加減にしろ」と言い出したと悩んでいた。彼女はおっとりしていて上品でいつも綺麗にしているお母さんで、娘に優しい笑顔で接しているところしか見たことがなかった。彼女の口から「いい加減に“しろ”」が出るなんて誰が想像できましょう。

3歳児の記憶力

実際に子供と生活してあらためて驚かされるのがその記憶力。「もうムリだぁ〜」の一件でお分かりかと思うが、3歳児の記憶力を甘く見ると痛い目に合わされる。
長男は、私がご飯を食べようと言えば遊んでいるだけなのに「いま忙しいからできない」と言う。
歯磨きしようと言えば遊んでいるだけなのに「いま仕事してるからできない」と言う。
そして先日、もう寝なさいと言うと「いまブログかいてるからできない」と言った。
ぎょっとした。

どこでブログなんて言葉を覚えたんだろうと思ったが、おそらく旦那が家に帰ると私に「今日は何したの?ブログは書けたの?」とか聞いてくることがあるので、それを覚えたのだろうと思う。

長男がかいていた『ブログ』がこちら。





ビッグバン‼︎
皆さま良い週末を。

幼稚園の参観日が期待以上に見どころ満載だった

初めて子供の通う幼稚園を参観した。
もちろん育メンスイス人旦那も行く気満々だったので家族みんなで乗り込んだ。

うちの子の通う幼稚園は、指定された期間内であれば都合のいい日に好きな時間帯で幼稚園にお邪魔できるという自由な参観スタイル。
我が子は内弁慶の気があるため、親と離れた状態の彼がどんな様子なのかを観察することには興味があった。
あまり他の子と遊ばないのではないだろうか。きっと先生にベッタリだろう。
そんなことを想像しながらいざ幼稚園へ。

息子どころじゃない

着いた途端、通りすがりの年長の子供が話しかけてくる。
「ねぇ、誰のお母さんなの?」
息子の名前を出すが「ふ〜ん」とおそらく息子のことを知らなそうな雰囲気。
そして私のお腹にくっつく次男に興味津々で近づいてくる子どもたち。
「ねぇ、その赤ちゃん出してぇ!」
リクエストにお答えして抱っこ紐から出すと、まだ2、3歩しか歩けない1歳児の片手を引いて散歩しだす年少の男の子。
次男は彼に引っ張られるままに足を必死で動かす。繰り返すが彼の実力はまだ2、3歩。
それなのに片手だけ強引に横方向に引っ張られるせいで次男は私たちが見たこともない足の運びを披露した。
なんかもう、『マイムマイム』だ。

そして何故か私たちのとなりにピッタリくっついてくる息子のクラスメイトの男の子。ちゃんと話をするのはこの日が初めて。
懐っこくてとてもかわいいのだが、私たちが走り回る息子を追いかけあちこち移動すると彼も同行して一緒に私たちの息子を眺めていて不思議な空気感だった。

見たくなかった息子の本性

忘れるところだったが私たちは我が子を見に来たのだ。
園庭を所狭しと走り回る子どもたちの中に彼を探す。
障害物が仕掛けられたコースがあり、子供たちは順番にトンネルをくぐったり台に登ってジャンプしたりしていた。
このコースは人気なようで、30人近くの子供たちが列に並んでいた。その中に息子の姿もある。
いよいよ彼の番。いつも通りの笑顔で楽しそうに障害物をクリアしてゴールした。
すぐにもう一度やりたいのかまた列に並びなおす。
と思いきや、彼は大胆に割り込んで並ばずに先頭に立った。
スタート地点にいた先生がそれに気付き、ちゃんと並ぶように注意する。すると息子は、言われた通り最後尾の方へ。
と思いきや、先頭から4、5人目のあたりにまた割り込む。その後ろにはまだ20人以上いるのに。
私と公園に遊びに行くときはいつも「順番だよね」と言っているじゃないか息子よ。
私はあなたをそんなキツネ野郎に育てた覚えはない。

となりでそれを見ながら爆笑する旦那。
言っときますが我が家は文句なしの連帯責任ですから。

息つく間もないランチタイム

会社員なら一息つけるランチタイムが幼稚園では山場。
うちの幼稚園は弁当の日と給食の日があるが、この日は給食だった。
そして先生たちは自分たちの食事に手を付けられないまま教室内を忙しく走り回る。

まずは飲んでいた水をこぼす子。これ基本。
箸やらフォークやらを落とした子は何人いただろう。私たちが気づいただけで10人弱だろうか(うち1人は我が子)。
その他にもいろいろ起きる。
大好きな唐揚げを丸ごと頬張り長いこと味わった挙句に飲み込めず、ただミンチ状態にして唸りながらもといた場所に戻す子。
デザートは最後と決まっているのに、嫌いなおかずが入っているせいでデザートに辿りつけないことに絶望し、この世の終わりのように泣き叫ぶ子。
すごい勢いで完食したあとにパンのおかわりを先生にお願いし、パンを待っている間にテーブルに突っ伏して寝落ちする子。
嫌いなものを食べるのに躊躇しすぎて動きが止まったせいで座ったまま白目剥いて半分寝てる子。
何の前触れもなく奇声を発する子。そして何故か一人がやると周りもやるっていう3歳児の生態。

ご飯が終わった子からまた遊び始める。
そこで我々は偶然目撃した。子供たちが走り回る広場で体格の良い男の子とプリンセスみたいな女の子が衝突するのを。2人とも地面に転げる大事故。女の子は顔面強打で顔を抑えながら泣きじゃくるが、一方の男の子は先生に「どこぶつけたの⁈大丈夫⁈」と聞かれても「は?何の話してんの?」みたいな顔してキョトン。
そこではもう『警察24時』並みに次から次へと事件が起きていた。

先生からの評価

帰りの時間になり、みんなそれぞれ自分の荷物をまとめて席に着く。
床にバッグを放り投げたまま荷物もまとめずに私のほうを見てニヤニヤする息子。
やっぱり親がいると甘えか照れ隠しかフザケちゃうんだな。いつもはちゃんとしてるんだろうけど。
そう思って私もニヤニヤしながら「ちゃんと帰る準備してよぉ」と小声で促すと、担任の先生が私の方を見て言った。
「○○くん(うちの息子)はいつも帰りの準備が一番遅いんです(困り顔)」

私は眉毛下げて微笑むしかなかった。

そして前日渡した幼稚園からの“お手紙”が今日もバッグのお手紙入れに入ったままだったことも指摘された。私が抜き忘れたのだ。

蛙の子は蛙。私はしょんぼりするしかなかった。

帰宅後すぐに何のお手紙が入っていたのか急いで確認したら、子供向けミュージカルの割引価格の広告だった。
お手紙って言われたらもっと重要なやつかと思うじゃん。
私のしょんぼり返して。


すんません、以後気をつけます。

インド人を見たら日本人が全員心配性に見えた

私はインドに行ったことがないがよく聞く評判は、
『ハマる人はドハマり、そうでない人は二度と行かない』というもの。
これには衛生事情なども大いに関わっていると思うが、先日インド人と日本人の気質の違いを垣間見る機会があり、これも合う人とそうでない人がいそうだなと思った。

車内がインド

土曜日の夕方、私達は高尾行きの中央線に乗った。
席はほぼ埋まっているが立っている人はまばら。
そして一瞬、あれ、うちら乗ったの何線だっけ。てかここ東京よね?日本よね?となるくらい視界に入ったほとんどがインド人だった。
子供から大人まで合わせて30人くらいいそうなインド人の旅行客グループ。
見渡したら周りにはそのグループに属さないインド人でない人たちもいたが、見渡してしまったのでそれに気づいた優しいインド人青年たちが子連れの私達に席を譲ってくれた。

どこまで行くんだろう

スーツケースを持っている人たちも何人かいたし、観光客だと思われる。
でも今から終点の高尾まで行って山に登るわけではないだろう。サリー着てるし。
でもインドじゃ登山もサリーなのかな。
そんなことを妄想しながら、となりの旦那に何となく言った。
「きっと高尾山には行かないよね」

旦那は答えた。
「きっと新宿まで行くんでしょ」

うん、新宿行きそう。
これからみんなで新宿でご飯でも食べるんだろう。

次は新宿

車内アナウンスがまもなく新宿に着くことを告げる。
インド人たち、降りる素振りナシ。
あれ、新宿じゃないのか。じゃあ中野かな。高円寺って柄じゃないもんな。
また私は勝手に妄想しながらインド人たちを横目で気にしていた。

そして電車が新宿駅に止まった。

ガイド、立ち上がる

電車が完全に停車しドアが開いた。
するとガイドらしきインド人男性が急に立ち上がり、訛った英語で言った。
「は〜い、皆さん、ここで降りますよ〜」

すると30人近くのインド人たちは慌てる素振りも一切見せず、次々と立ち上がって電車を降りていった。

あ、そしてやっぱり降りたのは新宿だった。大正解。

スイス人に確認

これはいいものを見た。
となりのスイス人に聞いてみないと。

私「ねーねー、今の見た?」

旦那「うん」

私「ガイドの人、電車が止まるまで何にも言わなかったよね。これだけの人数がいるのに次で降りることを前もって言わないのって日本人にとってはありえないよね。スイスだったらどうかな。なんか言うよねぇ?」

旦那「うん、次に降りるよって駅に着く前に言うかもね」

私「だよねだよね」

旦那「でも日本人は降りる駅の3つ前の駅から言うよね」

私「……言うかも」

3つは言い過ぎかもしれないが、「次の次の駅で降りますからね〜!」とかすごく言いそう。

心配と安心は紙一重

このインド人たちのリラックス感を目の当たりにし、私は日本人は心配しすぎなのではないかと思った。極端に言えば、降りる駅の3駅前、インド人はまだ楽しく談笑しているところを我々日本人は次の次の次で降りることを心配しながらもうソワソワしなければならない。
これは人生損しているのでは?
でももしこのインド人ガイドが日本人観光客を率いてしまったらクレームの嵐に違いない。
「もっと前もって言ってよね!」
「急に言われて降りそびれたらどうするのよ!」
「電車にカメラを忘れたの、あなたのせいですから!」

そう、私達は安心が大好き。
早めに心配することが安心に繋がるんだ。

そしてこういう感覚がスイス人と日本人は比較的近いと思う。

真面目気質の日本人と比較的真面目なスイス人

思い返せば外国人との気質の違いを初めて強く感じたのは若い頃に行ったメキシコだった。
そこには待ち合わせに1時間近く遅れても悪びれない人々がいたが、彼らにとってそれは当たり前のことのようだった。
そしてスイスに隣接するイタリアやフランスもスイスに比べると時間にルーズなイメージ。
スイスからイタリアへ何度か電車で旅行したが、国境を越えるとなぜかどんどん電車が遅れていった。しかも10分とかじゃない。定刻で出発し5時間後に着く予定が到着は1時間半遅れ。ちなみにスイスの電車はほぼ時間通り。
あとラテンの国でありがちなのが、窓口などが時間通りに開かないのに閉まる時間はきっちり厳守っていうやつ。

ヨーロッパで真面目な国というとドイツを想像する人が多いと思うが、私の印象ではスイス人もラテンの国々に比べたら真面目だと思う。
そして同じスイスの中でもドイツ語圏の人たちはフランス語圏の人たちを怠け者だと思っているらしい。
それでも私の旦那は私より真面目で几帳面だ。
そんな彼は私を「仕事に関してだけ無駄に真面目」だと評する。
この評価、すごく日本人らしいじゃないか。

時間だけに限らず、物事に対する「ちょっとした感覚」が違う人間と生活を共にするのは慣れるまで相当のストレスが溜まると思う。
私と旦那はいろいろな文化の違いを肌で感じながら共に生活し散々喧嘩もしたけれど、ひどくない方なんだろうなと思う。

何だかインドに興味が湧いた

最後に私が電車で見たインド人がたまたまマイペースなだけだったのか心配になり(ほら、私は真面目な日本人)、ネットで「インド人 気質」でググってみた。
インド人にありがちな29個の性格の特徴 | 生活百科
一番目に出てきたサイトの一番最初にあった、『時間を守らない』と。
そしてグーグルの『他の人はこちらも検索』という検索候補に気になる単語の羅列を見つけた。

『インド人 彼氏 嘘つき』

皆様ご苦労されているようで。


そしてこんなのも。

『インド人 美人 なぜ』

なぜ!?人々よ、なぜって来るか。


インダスの、賜物なのかなぁ(遠い目)。




追記:
柄じゃないと言ってしまったが早速こんなの見つけてしまった。東京とインド人のこと、これから勉強しないとな。
lifemagazine.yahoo.co.jp